松代町西条にある象山恵明寺は、延宝年(1677年)松代真田家三代藩主・幸道が開基した黄檗宗の寺院です。
敷地内には幸道の正室・豊姫の墓と御霊屋があり、豊姫が実家から持参したと伝わるあんずの木も現存します。
本堂天井の龍の墨絵は、8代藩主・幸貫の時代に描かれたといわれ、松代藩御用絵師・大島芳暁斎(おおしまほうぎょうさい)作と伝わります。現在今年の干支辰年にちなみ、天井の墨絵をライトアップし公開中です。
桜が見ごろになる4月中旬までの予定ですので、是非観覧にお越しください。
また、本堂には松代8代藩主・真田幸貫作と伝わる布袋像も鎮座しています。合わせてご覧ください。